ごあいさつ

 早稲田大学混声合唱団(早混)は、団員数150名を超える日本でも最大規模の学生混声合唱団です。今年はなんと創立70周年を迎え、これまで活発に活動を続けてきたOBOGの諸先輩方の偉大さと歴史をひしひしと感じる次第です。2017年は同志社学生混声合唱団C.C.D.との交歓演奏会と、八尋先生が指導する合唱団が集う八声会交歓演奏会の両演奏会を運営した上、岐阜県八百津町への遠征・学生指揮者が全ステージを振る特別演奏会・そしてメンデルスゾーンの大曲《Elias》への挑戦など、運営面・音楽面共に非常に充実した活動を送ることができました。これも一重に、日ごろから早混を応援してくださる先生方、OBOGの皆様、団員のご家族、そして私たちの音楽を聴いてくださる皆様のおかげと存じます。この場をお借りして深く御礼申し上げます。

 さて、今年の早混はハーモニーの更なる充実を目指し、六連ではパレストリーナの《Stabat Mater dolorosa》、C.C.D.との交歓演奏会ではラインベルガーの《Messa in Es op.109 “Cantus Missae”》に挑戦します。どちらも二群合唱であり、極めて和音の美しい曲であります。また、定期演奏会では、ドヴォルザークの《Stabat Mater》を東京・バッハカンタータ・アンサンブルの皆さんと共に演奏いたします。いずれも近年の早混ではあまり取り上げられてこなかったレパートリーであり、今までとは一味違った早混をお見せできるのではないかと思います。

 C.C.D.との交歓演奏会は京都での開催であり、八声会交歓演奏会は福知山混声合唱団(京都府)が主催のため、京都に二度伺うことになりました。また、早稲田大学と自治体の文化交流事業は昨年度よりも活発になり、岐阜県八百津町のみならず、福島県白河市にも伺うことになりました。地元の方々に大学生のフレッシュな歌声をお届けできることが非常に楽しみです。そして、9月30日には早稲田大学大隈講堂にて、今年で創立20周年を迎える早混稲門会(OB/OG会)の皆様と共催で70周年記念演奏会を開催いたします。50余年ご指導いただいている八尋先生には合同ステージの指揮を振っていただき、早混70年の歴史を肌で感じ取ることのできる演奏会になる予定です。
 遠征や記念演奏会など、昨年にも増して活発な一年間になります。私たち早稲田大学混声合唱団は、常により良い音楽を求め、皆様に「早混らしい音楽」をお届けできますよう、団員一丸となって日々精進して参る所存です。皆様におかれましては、変わらぬご指導、ご声援の程をどうぞ宜しくお願い致します。

早稲田大学混声合唱団(早混)
69代責任者 小嶌 諒